それでもボクはやってない☆
毎週、1日は家でぐったりしていないと、1週間分の体力は回復しないようになってしまいました。なので、昨日もずっと家でぐだぐだ。嫌な顔ひとつしないで一緒に家にいてくれるパンダに感謝です。週末同棲状態になってるけど、全然飽きたり邪魔だとか思ったりしないので、一緒にいてもホント楽ちんだし、楽しい。
で、家でぐだぐだなので、DVDを見る機会も増えてます。寒いし冬だし。最近の2人のブームは「おでんくん」。出てるDVDは絶対全部見るつもり。あ、今日ブログに書くDVDの話は「おでんくん」ではありません(笑)「それでもボクはやってない」の話です。
丁度今、授業で人身の自由の話しているので、学生にも紹介しようかなーと思います。勉強になるしいい映画だけど、140分とちょっと長めで、好みにもよるだろうな、とは思うけど。でも、こういう話で興味もってくれて、法律って面白いって思ってくれたら嬉しいもん。こないだ、民法の補講で、「わかれば面白い」って言ってくれた子がいて、HIPHOP好きのその辺にいるような今どきのお兄ちゃんなんだけど、何かそういうのって嬉しかったなぁ。
ただ、私はこのDVD、すごい疲れました。映画とかを、一線ひいて観られれば、そんなに疲れなかったと思うのだけど。私の特技は感情移入なので、1本の映画やDVD、本で半端なく体力を消耗します。それがいい話だったり、いい映画だったりして、さらに人間ドラマだったりしたら半端ない(笑)なんでこんなに疲れるかって、主人公だけに感情移入するわけじゃないから。今回だったら、主人公、お母さん、友達、元カノ、被害者、弁護士、警察、裁判官。だから、誰も敵じゃないし、誰のことも嫌いになれない。そうしたら、みんなの気持ちになっちゃう分、すごく辛いの。多分、この話で、一番責められるべきなのは、警察なんだと思う。けど、警察だって、行き過ぎに思える取調べしないと真実を話さないずるがしこい人はいっぱいいるんだと思うし。今回は冤罪だっただけで、本当にやっている人だっているわけで。あー難しい!!
今まで、日本は被害者救済がなってないって批判を受けてきて、ようやく被害者に対する配慮が全体を動かすようになってきた。その今に作られた話だから、この話は意味があるって思った。犯罪が起きて、自分と関係の深い人が被害者だったら、多分加害者を殺してやりたいって思うし、逆に加害者だったら、なんとかその身の潔白を証明したいって思うに決まってるもん。難しいよね。私の友達で、ロースクール行って、今司法試験目指してる子がいて、その子は、まさに刑事裁判の加害者救済をしたいって思う子で。今、被害者救済よりになってきているから、周りには難しいとか反対とかされるって言ってたけど、そういう人もいないと困るって、今回ちょっと思ってしまったよ。法律や裁判って本当に難しいよ。
この話で、心に響いた言葉がありました。
「裁判というのは、真実をはっきりさせる場ではなく、やったかやらないかを“とりあえず判断する場”なのだ」
「“真実は神のみぞ知る”という言葉があるが、それは嘘だ。少なくとも、ボクは自分がやっていないことを知っている。この裁判官は過ちを犯した。ボクは、この裁判官を裁くことができる。」
言葉は全然正確なものではないけど、こんなようなことを言っていました。特に、真実を知っている僕が、この裁判官を裁くことができる、というのにぞくりとしました。まだ、冤罪というのは存在するし、本当の犯人は捕まって罪を償え!と思うとともに、冤罪がこの世から1件でも多く少なくなることを祈るのみです。
かたい話を語ってしまいましたー(笑)でも、それだけ考えさせられる映画でした。やっぱり、それだけすごい映画だったんだと思います☆

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